
ナスダック連動日本株ETFの登場
2023年11月16日、大阪証券取引所にて日本初のナスダック市場の株価指数に連動するETF、「NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信」(<1545.OS>)が上場しました。このETFは、GAFAM株を中心とするアメリカのハイテク銘柄への投資を望む日本の投資家にとって、まさに待望の金融商品と言えるでしょう。特に、外国証券取引口座を開設することなく、東京時間で売買取引ができるという点で非常に魅力的です。
ナスダック連動ETFの特徴
取引通貨は日本円
ナスダック連動ETFのもう一つの大きな特徴は、取引通貨が日本円であることです。これにより、為替リスクを気にせずに投資が可能です。また、資産管理も非常に容易になります。
確定申告なし
アメリカでかかる分配金への課税が日本の源泉税のみで済むため、確定申告の手間が省けます。これも、投資家にとって大きなメリットと言えるでしょう。
低コストでの投資が可能
11月30日時点で、1万3千円程度で投資が可能となっております。これは、少額からでもアメリカのハイテク銘柄に投資できるという点で、非常に魅力的です。
ナスダック-100指数とは?
ナスダック-100指数(税引前配当込み)は、ナスダック市場に上場している時価総額の大きい非金融企業100社の株価を基に算出される指数です。この指数に連動することで、投資家はGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)を含むアメリカの主要ハイテク銘柄に分散投資することができます。
東証での日中取引の利便性
ナスダック連動ETFは、東京証券取引所(東証)で日中にリアルタイムで売買可能です。これにより、連動指数の騰落率をダイレクトに享受することができます。また、国内上場外国株ETFなら、外国税額控除の手続きが不要です。
投資家にとっての利点
リアルタイムでの取引
東京時間で売買取引ができるため、アメリカ市場の動向をリアルタイムで反映しながら取引を行うことが可能です。これにより、迅速な投資判断が求められる場面でも対応しやすくなります。
資産管理の容易さ
取引通貨が日本円であるため、為替リスクを考慮する必要がなく、資産管理が非常に容易です。特に、複数の通貨での資産を管理する煩わしさを軽減できます。
税制上のメリット
アメリカで得られる分配金への課税が日本の源泉税のみで済むため、確定申告の手間が省けます。これにより、投資家は税務上の煩雑さから解放され、より投資に集中することができます。
ナスダック連動ETFに関するFAQ
ナスダック連動ETFの購入方法は?
ナスダック連動ETFは、大阪証券取引所および東京証券取引所で取引が可能です。証券会社を通じて、通常の株式取引と同様に購入することができます。
どのような銘柄に投資できるのか?
ナスダック-100指数に連動するため、GAFAMをはじめとするアメリカの主要ハイテク銘柄に分散投資することができます。
最低購入価格はいくらか?
2023年11月30日時点で、約1万3千円程度で投資が可能です。
為替リスクはあるのか?
取引通貨が日本円であるため、為替リスクはありません。
確定申告は必要か?
日本の源泉税のみで課税が済むため、確定申告の必要はありません。
取引時間はいつか?
東京証券取引所での取引時間に準じます。通常の株式取引と同様の時間帯で取引が可能です。
結論
ナスダック連動日本株ETFは、アメリカのハイテク銘柄に投資したい日本の投資家にとって、非常に魅力的な金融商品です。取引通貨が日本円であり、確定申告の手間が省ける点など、数々のメリットがあります。これから投資を始めようと考えている方や、既に投資を行っている方にもおすすめのETFです。